アラフォー・錦織、初めて中間管理職的な厳しさを味わう



9月18日16時56分配信 夕刊フジ

 最近は演出家としても活躍中の「少年隊」錦織一清(44)が、2年半ぶりでドラマに登場する。テレビ朝日系の「土曜ワイド劇場特ダネ(丸秘)記者! 嘉門公平の殺人取材」(19日午後9時)で週刊誌記者を演じる。

 「原稿を書く場面で口述筆記をするんだけど、自分が台本を作るときのスタイルと同じだな、と思ったね」

 そう語る錦織。ドラマでは謎の死を遂げた先輩記者が追っていた事件に裏があることに気付き調査に乗り出すが、腕を負傷したため、口頭で原稿を読み上げ、同僚たちがパソコンで書き上げていく。

 この夏、錦織が演出家としてデビューした「PLAYZONE(プレゾン)2009〜太陽からの手紙〜」(東京・青山劇場など)の台本作りと重ね合わせた。

 「自分でパソコンを打つと小説になっちゃう。だから、自分であの子たちの動きを演じ、感じたことをしゃべって活字にしてもらったんです」

 「プレゾン」は少年隊による夏の恒例舞台だったが今年からジャニーズ事務所の10−20代の後輩75人へバトンを渡した。錦織は裏方にまわり、作・演出に専念した。

 「5月に稽古を始めたとき悩んだね、全員が何にもできないんだから。野球にたとえると、打った後に三塁へ走る、盗塁しろって言ったら『盗塁って何ですか?』みたいな。聞いてた話と違うって思ったよ(笑)」

 学業優先のジャニーズ事務所では、通学が終わってから駆けつけるメンバーも。錦織は一日中、稽古場に籠もりきり。

 「夜遅くまで、『もう1回、見て下さい』って言われる。普通は演出家の方が、今日はここまでにしようって言うもんでしょ」

 下からの突き上げと同時に事務所の上層部からは、「少年隊がやったような芝居をやるな」と二番煎じを禁じられた。

 ジャニー喜多川社長からは「YOU、何がしたい?」と聞かれ、錦織は「全員で合唱がしたい」と答えた。「直球勝負だけで行きたかったから」。ジャニーさんからは「やってみればいいじゃない」と突き放された。

 「その時に思ったのは何かあったら、全部オレの責任だ、ということ。腹くくんなきゃ、できない。こいつらを送り出すために、オレは防波堤になるってね」

 舞台後、少し痩せた。芸能界に入って初めて中間管理職的な厳しさを味わったようだ。それがアラフォー・錦織のドラマの演技にどんな影響を与えたか。

 舞台では初座長公演の「大川わたり」(10月、名古屋・中日劇場)、演出を手がけるミュージカル「シー・ラブズ・ミー」(12−1月、東京・シアタークリエ)が控え、息つく暇もない。(栗原智恵子)



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